新年賀会
地元に残ったのは、長男として家を継がなければならない、両親の老後含めて暮らしを支えていかなければならにと言う意識だけは何となくあった。
本当に貧しかった子供時代、親がダメ(定職に就かない)だからという思いがあったが、国鉄に就職して労働運動に触れる中で、貧しいのは親の責任でなく社会の仕組みに問題があると言う事を、色んな人との関わりや学習の中で学び、貧しい事や暮らしが豊かにならに事は個人の責任でなく社会の仕組みの問題としてとらえる事が重要であり、その為には理不尽に扱われている仲間達が団結して闘うしかないと言う事を少し自覚が芽生えかけようとしている時期でした。
こうした事を学びながら、社会のすべての富(企業の全ての利益や利潤)は労働者が汗水して働いているからであり、社会の主人公は労働者であり、主人公が安心して働き、生き続ける事を保障するのは社会システムを確立する事が自分たちの使命であると言う事を新鮮な思いで思いで受け止めた年ごろでもありました。
そうした中で、親がつまらないと言いう事から親を生き方や苦労、社会の中で懸命に生きてきたことに感謝し尊敬する気持ちに代わってきたことは、労働運動の関わるってきたこと、そしてそのことを通じて社会党に関わる中で成長させてもらったと思います。
そして、今もそのことを貫き今日の自分がある事を誇りに思っています。私たちが安心して暮らせるのは自己責任でなくすべての人の支えと助け合いがあってのことです。そうした相互扶助、思いやりのある社会にになるように手を取り合い頑張らなければなりません。
こんなことを考えっせられる成人式でした。