6月議会最終日、補正予算には反対
今回は提案された補正予算に、喫煙場所の移設のための予算んが計上されていましたが、7月よ健康促進法によって敷地内禁煙となる事から現行の喫煙場所から、受動喫煙防止のために庁舎3階の屋上に喫煙場所を移設となています。
新庁舎が2年後目途に建設が計画されたいる中で、無駄な予算であり、利用者市民や職員の受動喫煙防止には、敷地内全面禁煙数rべきと主張し、補正予算に反対しました。
本会議では、反対討論をしようと折っていましたが、発言通告を私の不手際でできませんでした。
反対討論の中身は以下の内容です。
市民クラブの、植田好雄です。
議案第42号、令和元年島根県江津市一般会計補正予算(第1号)を定める事について反対の立場から意見を申し上げます。
今回の補正予算は、総額1663万6000円と巨額の補正とはなっていませんが、受動喫煙を防ぐ為に健康増進法によって、7月1日から敷地内禁煙が施行され、それに伴い「受動喫煙を防止するための必要な措置が取られた場所」であれば「特定屋外喫煙場所」の設置ができ「喫煙」が可能という事で、現在の喫煙場所から、本庁舎3階屋上に喫煙場所を移設するために150万円の予算が計上されています。
健康増進法の一部施行では、学校、病院、行政機関といったいわれる第一種施設で施行されますが、市内の小中学校ではすでに喫煙場所は一切設けておらず、敷地内全面禁煙となっています。この措置は子供たちの健康被害を防ぐ為に当然の措置と言えます。
受動喫煙は、たばこの燃焼時の煙の副流煙や喫煙者の吐く息にも有害物質が含まれています。喫煙者の呼気
からは十数分から数十分の間、有害物質が出続け、一酸化炭素は1本吸って最低8時間は息から出ており、いくらタバコの煙処理をしても喫煙者が出入りするため、受動喫煙の健康被害防止には限界があると言えます。
更に、無風状態でたばこの被害は半径7mにわたり、風があり数人が固まって吸えば2~3倍に広がり、真剣にタバコを吸わない人を守るために、屋外に喫煙所を作るにはテニスコート2面の広さが必要と言われています。
喫煙場所は、3階の屋上出入り口付近に設置となっていますが、無風で被害は7mと言われており、喫煙時に出入りすることでタバコの煙を庁舎内に送り込むことになり、設置場所としても適切であるか疑問と言えます。
現在2年後の完成を目途に新庁舎建設が計画されていますが、喫煙場所の移設に予算をつける事に市民の理解は得られないと考えます。
更に、分庁舎にも必要との見解を述べられましたが、無駄な支出がかさむことになると言えます。
真に受動喫煙防止のためとするのであれば、今回の機会をとらえて敷地内全面禁煙にすることが最良の対応と考えます。よって令和元年島根県江津市一般会計補正予算について賛成できない事を申し上げて、反対討論とします。