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活動日記

厚労大臣の「誤解」発言は責任逃れ

加藤厚労大臣は、新型コロナウイルス感染の相談目安を、「37.5°以上の発熱が4日間」について見直し会見で、「目安が、相談とか受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば『誤解』でありますけど…」と発言した。この発言をめぐって批判が集中していいる。
「誤解」発言は、厚労大臣として「37.5度、4日間」が受診目安と言ってきたことの「どこの、何をどう誤解した」と言うのか。これに対して「幾度となく通知を出し、相談や受診に弾力的に対応していただいた」と述べたが、受診目安は、基準になっていたことは事実で、国民はもとより相談センター、保健所、医療機関などが誤解した事が問題とでも言うのでしょうか。
「誤解」と言うなら、誤解を解く努力をしてきたのか、PCR検査も拡大しないなど国民の不安を払しょくすることがされず「アベノマスク」のように無駄な466億円が使われるなど、国民感覚からはズレているし、一つの目安を3か月もなぜそそのままにして、今になって見直しをし「誤解」であり…ではふざけるなと言いたい。
この「誤解」と言う言葉で、軽症が急変して重症化や亡くなったりと命が奪われたことへの責任逃れをすることは全く許せない。
政治かは国民の命と健康、安心して暮らせる社会を守る事が使命である。国民に発する言葉は重たいものが有る。これまでも政治家の「失言」などの説明を行うときに「誤解を与える発言をして申し訳ありません」などとよく言われるが、いつも「誤解」とは「誤解した人が悪い」と言う事の裏返しです。今回の「誤解」発言は「いのち」にかかわる事に対し、全く反省の気持ちも責任を感じる事も微塵もない態度であり、大臣としても人間として全く許せない言葉と言えます。