担当別

カテゴリー別

»
»
12月議会、一般質問に立つ

活動日記

12月議会、一般質問に立つ

 今議会では、1点目は地域包括ケアシステムについて2点目に色覚多様性とカラーユニバーサルデザインについて質問を行いました。地域包括ケアシステムは、団塊の世代が2025年に75歳以上になり、少子高齢化の中で、住み慣れた地域で尊厳を保ち、医療や介護などの安心して暮らせるシステムを構築する目的で自助、共助、互助、公助が連携していく事となています。しかし、介護人材の不足や中山間地に暮らす高齢者など、脆弱な交通インフラや買い物などの不便さ、耕作放棄地や山林の保全等担い手不足も深刻で、在宅医療など地域コミュニティを中心とした社会資源も環境も十分とは言えない中で、「絵に描いた餅」になる事が危惧されます。在宅医療を支える開業医も60歳以上が約67%でその内70歳以上が約38%となっており医師の高齢化、後継者不足も深刻な課題となっており、「地域崩壊ケア」にならないようにしなければなりません。介護状態や認知症になっても安心して住み慣れた地域で暮らせるためにも、公助がもっと前に出ていくための介護保険の在り方など含め充実が求められていると言えます。
 色覚多様性とカラーユニバーサルデザインについて、色覚の特性(いわゆる色弱)は男性の2人に1人、女性は500人に1人と言われています。現在は、色による情報伝達の時代でもあり、そうした方にも配慮したカラーユニバーサルデザインの推進が求められています。また学校等における教科書やプリント、ドリル、副読本、色覚チョーク等について質し、配慮し対応する等の答弁がなされました。
 11日、12日と二日間の一般討論が終わりました。明日以降は13日に総務文教委員会、14日は建設厚生委員会、17日は予算委員会となっています。