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活動日記

総支部幹事会を開催

総支部の幹事会を約3か月ぶりに開催しました。コロナ渦の影響について議論した。
緊急事態宣言によって、学校が休校などの措置を取ったが、再開後の感染症対策として教室などの消毒が教師によって行われ、部活等で生徒が帰った後に行うために、帰宅が連日20時を超える状態になっているとの事です。
しかし、教員には残業代の支払は有りません。こうした中で、校長や教頭による「命令」でなく教員の「自主的」という形でやられている。この「自主性」と言う事が教師の過重労働になっている。「働き改革」によって残業規制がされたが、この「自主的」と言う中で、自宅に持ち帰っての授業準備や授業以外の「雑務」で過労死ラインを超える働き方になっているとも言われている。
第2次補正で、「学校再開に伴う感染防止策・子ども学習保障に係る支援経費」405億円が計上され、小中学校・高校、特別支援学校などに、地域の感染状況、学校規模に応じて1校当たり上限100万円~300万円が交付されるが、用途は「消毒液や非接触型体温計など保険衛生用品の購入経費」「夏季の学校給食実施の経費」「家庭学習用機材やの購入や家庭との連絡体制の強化の経費」「3密対策としての空き教室の活用した授業に備品購入の経費」などとなっている。
子どもの検温や消毒(教室の清掃・消毒)や子ども達の学習保障の取り組みに対する、予算であり、教師が教室を清掃し消毒をすることは想定されておらず、消毒作業は教地齋は教員が「自主的」を前提に行われている。
北九州で、子どもの感染が発生し、より大変になっている。こうした「自主性」と言う働き方の改善をしていかなければなりません。